胃炎とは
胃粘膜に炎症ができている状態で、病理診断で炎症があると診断された場合に胃炎とされます。このため、胃のムカつきや痛みなど自覚症状から診断されるのは、症候性胃炎と言います。昨今、胃炎はピロリ菌感染による胃炎と、胃機能低下による症状と区別されるようになりました。
胃炎の種類
急性胃炎
食べ過ぎや飲み過ぎ、香辛料などの刺激物、アルコール摂取によって、胃粘膜に炎症が出来る状態が急性胃炎です。2~3日で症状が解消します。
萎縮性胃炎
慢性胃炎が長く続くことで、胃粘膜が薄くなった状態が萎縮性胃炎です。そのまま放置してしまうと胃がんが発症する恐れがあります。
胃炎の検査
まずは問診を行い、現在の症状をお伺いします。慢性胃炎が疑われる場合は、胃カメラ検査を行います。当院の胃カメラ検査は、日本消化器内視鏡学会専門医によって行われ、微細な病変を発見でき、的確に診断を行っております。